過橋米線


雲南料理は以前から興味があった。しかし東京にあるお店はものすごく
高級店で高い!ところが最近ネットでリーズナブルでしかも口コミで
「うまい!」と評判のお店を発見してしまった。それが末広町の『過橋米線』。
雲南留学者のちういぇ先輩によると、過橋米線とは雲南名物料理の一つ
だとか。ネットの評判はさておき、まずは自分の舌で確かめに行こうと
ちういぇ先輩を筆頭としたゼミ時代の先輩グループと食べに行ってみた。
この先輩たちはパクチーやら八角やら日本人が少々苦手とするものも
すべてオッケーなのでこういうアジア色の強い店も誘いやすい。




最初に酒の肴。一皿なんとにっきゅっぱ!(298円也)
砂肝がゴマ油とラー油ベースで余分な調味料が入っていないシンプルな
味付けなのに、ものすごーくうまいのだ!!砂肝のくさみなし。
太刀魚は少々骨骨していたけど(^_^;) ピーナッツもめちゃうまいのよ。
中華系のつまみ用ピーナッツといえば煮てふにゃふにゃしたものが多いけど
ここのは生ピーを八角や山椒やおそらく他のスパイスも入れてるんだろうけど
ぽりぽりとした食感がまたたまらないのだ!
(砂肝とピーナッツは2度オーダーしてしまった(^_^;))




「干張肉」きれいです、で、なぜかフォトが光ってる(爆)
豚バラの下に泡菜のようなものが隠れていて、それをバラ肉で巻いて食べると
うみゃい!泡菜も塩分が抜かれているのでしょっぱくなく食べやすい。




「富貴香辣魚」イシモチのピリカラ風味
これ激うまだったな・・・・。豆瓣醬がわたしの大好きな台湾岡山産のものに
すごく似ていて、ただ辛いのではなく豆の甘さもしっかり出ていた絶妙な
味でした。びっくりするくらい赤唐辛子が乗っていたけど(^_^;)激辛に味付け
してないから心配なし :p




で、シンプルな味なんですが、チャーハン。雲南名物のハムが入ってる。
このハムは塩味が強いので、かなり小さく切ってあるのだ。
そして器がキュート♪




そしてそしてメインの過橋米線!!今回は白湯で。



薄くスライスしてある鶏肉、豚肉、ハム、いかなど具材をどんぶりに入ってる
スープに入れ、米線(麺)を最後に入れてまぜまぜ。
こちらも味付けが実にシンプルで雑味が無いのですが、しかし味わい深いのだ。
全体的に塩分控えめなお料理がすばらしい。
次回はぜひマーラーを食してみたい!




老闆が最後にサービスといって蜂の巣のマーラー風味の肴を出してくださった(T_T)
中華の内臓系はかなりワイルドなものが多いので敬遠しがちだけど、なぜここのは
こんなにうまいんだろう!



ちういぇ先輩も久々に雲南の味を思い出しつつ、次回は先輩が留学中よく食べて
いたという、よく路上で売られていた食べ物などを前もって電話でお願いして
おいて作ってもらうことにした。それとお花料理もかな :p
初めて来たお店だったけど、老闆は本当に親切な方で、思わず雲南話で盛り上がり
帰りに女性陣にちょっとしたお土産までつけてもらっちゃったヨ(*^_^*)
かなり人気店のようだけど、この日は隅田川花火大会のせいだったから?
そこそこ混んではいたけど、9時半を回ったあたりでお客さんも少なくなり
だからラッキーなことに老闆から色々とお話を聞けて本当によかった(^。^)
また近々来よう!!


追伸:ここは軍オタもウハウハなお店がすぐ目の前にあったため、軍オタ先輩衆も
食べ物だけではなく他でもえらい満足していたようであった(^_^;)