出発

UAのイージーチェックインを初めて利用。
預け荷物があっても、機械を通して搭乗券をゲットすれば、イージーチェックイン用
の預け荷物のカウンターがあるのですいすいと手続きができた。カウンターは
相変わらずの長蛇の列。他の人がちょっと気の毒・・・・。
(今はほとんどがEチケットだから、みんなイージーチェックインできるのに・・・)
で、今回はなぜか「Premium Economy Plus」というグレードがちょっと上の席に
なっていた。なぜだろう???ラッキーなのか?UAの搭乗回数が多いから??(笑)


離陸前の案内で
「なお本日はチャンネル9で管制官パイロットとの交信をお聞きいただくことが
できます」
大喜びでチャンネルを合わせる。生まれてはじめての体験。
離陸前にランウェイに入るまえに着陸する大きな機体が上空をかすめていく。
管制官から「あともう一機入ってくるからちょっと待って」という指示が。
(意味はこうだが、すべて英語でしかも専門用語)
外を見ても機体はまったく見えない。すると・・・・
かすんだ空からいきなり明かりが見えた。(写真撮影)

これはそういう情報がなければあらかじめ準備して撮れないものだと思う。
いきなり現れるのだもの。

成田を離陸する許可がおりて、機内アナウンスが流れる前に「飛ぶんだ」という
感覚がつかめるのはなんだか不思議な気持ち。

離陸した後はしばらく忙しい交信が続く。
この交信とは、あるエリアを管轄している管制官と、そのエリアで管理されている
すべての航空機とのやりとりのことであった。
離陸すると「東京コントロール」に引き継がれる。男性の声で結構明るい。
言葉の節々に「ニッコウ」が出てくる。そのうち「シズオカ」。
当たり前だがこの上空は日系の航空機がたくさんいて、パイロットの中でも
綺麗な英語の発音の人と思いっきり日本語アクセントの人がいることが分かる(^_^;)

交信はあたり前だけど必ず「フライトNO」と出された指示をお互い復唱しあっている。
たとえばわたしが乗ったUA881はユナイテッド881と言っていた。UAとかじゃないのね。
間違えないようにするためなのね。
パイロットの中では交信の中で「コンニチワ」とか「サヨナラ」という人もいて
その人柄がなんとなく垣間見ることができて面白い。わたしが乗ったUAパイロットは
必要以外のこと、というか、必要最小限しか言わなくて、なんとなく無愛想な感じ(^_^;)
でも腕はある人みたいで、ランディングもスムーズだった。

本州を出るあたりに今度は「福岡コントロール」になる。女性であった。
最初のエリアの女性は若くてちょっと反応が鈍そうな人(^_^;)
次のエリアの女性はてきぱきしていて、声とか英語の雰囲気がちういえ先輩っぽい(^_^;)
福岡あたりになると、キャセイとかダイナスティー(CIのことかな?)が多い。
ダイナスティーのパイロットは笑っちゃうほどすごく明るい交信が多い。
ほとんどのパイロットがそんな感じ。

「福岡コントロール」を抜けると今度は「那覇コントロール」だ。
そしてその後は「台北コントロール」に続く。領海内で管理されているのかな?
となると、公海上はどうなんだろ、とか思ったりした。

2時間45分のフライトだったが、交信があまりに楽しかったので、気がついたら
ずーっと交信ばかり聞いていた(^_^;) 帰りも聞けるのかな〜