タマセク

アジアのあな

謎のタマセク、これはシンガポール政府の投資のホールディングカンパニー。
GICは投資一辺倒であるところ、タマセクは会社経営にも関与してるそうです。
わたくし全然知らなかったのですが、シンガポールの主要企業は全てタマセクの持ち物だそうで、先ほどシンガポーリアンが言っていたのですが、「シンガポールは国家というよりは一つの会社である」そうです。なるほど･･･。
タマセクの運用内容はあらかじめ公にされているそうですが、GICはその意味では何にどう投資しているのか一般人には見えづらい公社であるようです（シンガポーリアン曰く）。
ただタマセクのようなホールディングカンパニーには弊害もあり、例えばシンガポールでは大手通信会社は３つありますが、その３社ともタマセクがparentsであります。なので、例えばSingtelがM2を訴えるとかそういうことはまずありえないということ。競争社会のようで、実は政府にコントロールされているんですね（まぁそれは今までも感じてきたことだけど）

ただ物も見方を変えれば、うちのシンガポーリアンみたいに政府に対してあまりいい印象を持っていない人から言わせれば「全てに政府のコントロールが効いている」と言うだろうし、先週出張で来ていたシンガポーリアンビジネスマンDから言わせれば「シンガポールは小さい国だけど豊かだし、政府はうまくやってるよ、だからいいじゃないか。」ということも言える。
ま、わたしはシンガポーリアンじゃないんで(^_^;)あーだこーだ言うつもりはございません(^_^;)


なんだか最近食べ物の話題をしていないので(^_^;)また後ほど、先月に行った海南雞飯のことを載せたいと思います。