玉川上水問題

わたしの姪っ子たちや友人が住む小平市、緑が多くて気持ちがよい玉川上水の雑木林の一部がつぶされるというニュースは皆さんも既に報道で知っての通りです。
うちの社長とかと今日もその話をしてたのですが、地元の方にとっては玉川上水は単なる公園ではなく「史跡」の扱いなんだろうなーとのこと。確かにここ気持ちがよいです。上の弟が生前、この玉川上水を誇らしげに話していたので、足立区民のわたしではありますが署名に参加しました。
是非皆さんもよろしかったらお力を貸していただけな...いでしょうか?

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私が現在住んでいるのは、東京都小平市玉川上水沿いです。
玉川上水は今の東京の住宅地では珍しいほど、緑が多く残り自然環境がよいところです。
その玉川上水を横切り、雑木林をつぶす形で、36メートル幅の道路を作る、という約50年前に立てられた道路建設計画が、今実行されようとしています。
その必要性や計画内容に疑問を持った市民が、住民参加する形で計画を見直すか否かという住民投票を請求し、実現することに決まったのが今年3月のことです。
しかしその後、4月になって市長から「投票率が50%を超えなければ成立しない」という追加条件が提案され、市議会の議長判断で可決されてしまいました。
そして、先日5月26日に行われた住民投票では、残念ながら投票率は35.17%で50%には届かず、小平市は「不成立」で開票もしないとし、投票用紙は90日後に廃棄する、としています。

投票率の条件をつけたことやその手続き、そして開票までしないことへの疑問など、いろいろありますが、投票率35.17%と言っても5万1010人が投票しており、これは決して「一部の少数派の意見」として黙殺されるべきものではないと思います。

そして、住民投票が終わったわずか2日後、東京都はあたかも初めから決まっていたかのように国土交通省にこの道路建設の事業認可申請をしたそうです。

住民の声を聞くどころか、それを小平市と東京都が一緒になって策を弄して潰したとしか考えられません。

住民投票を請求した市民グループの人たちが中心となり、
現在緊急に、小平市長に対しては住民投票の結果の情報公開を、
東京都知事に対しては、住民投票の結果がわかるまで
事業認可申請を取り下げるよう求める署名を集めています。

小平市民以外の方でも署名可能です。
この問題はごく一地域のことでしかありませんが、
自然保護や民主主義社会での住民参加という観点で
もし共感いただければ、署名にご協力いただけると大変ありがたいです。

この問題の詳しい経緯などは、下記のサイトでごらんいただければと思います。
署名も、下記のサイトでリンクしています。

http://jumintohyo.wordpress.com/

急なお願いで失礼とは存じますが、事業認可が下りてしまったら
もう手遅れになってしまうことなので、その前に
なんとか事態を改善できることを一住民として強く願っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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