ヤスミン監督の遺作

ヤスミン・アフマドの名前は知っていたし、
ピートも出演している『Rain Dogs』が東京国際に来たとき
Q&Aでふらっと遊びに来て飛び入り参加したいたヤスミンも
見たことがある。
けどなぜだかヤスミン作品は一度も見ないでいたわたし。


昨夜は仕事が終わってから直行したので45分ほど出だしを
見逃してしまったのだけど『タレンタイム』見てきました。
YOKOさんが絶賛していたけど、ほんとそのとおり
すばらしい作品でした。これきっとそのうち日本でも
また上映されるよね????そのときはまた宣伝しよう。



ピートの音楽もすばらしかったね。



Q&Aではピートが「Blue」を歌ってくれた。
本当は「I Go」を歌う予定だったみたいだけど
歌うことができなかったって・・・。



Q&Aの冒頭、ヤスミンの写真がおかれたとき
「あー、妹さん、すごく辛いだろうな」と思って
Q&A始まる前から泣いてしまいました。
ヤスミンの妹さんの涙を見て
肉親を失った悲しみにまた涙が出ました。
兄弟を急に失うことはとても辛いことです。
なかなかその現実を受け入れることはできないんです。
ホー・ユーハン監督が一生懸命にその場を和ませるように
気を配っていました。プログラミングディレクターも
由美さんも泣いちゃった。みんな泣いちゃった。



上映後、劇場をふらふらしていたら、Sintokのスタッフさん
とまた再開して、しばし談笑。
それからピートにご挨拶し、由美さんとしおんさんに
集合写真を撮ってもらい、わたしたちは会場を後にしました。



ヤスミンのメッセージは総じて United だったように思います。
人種も宗教もそれぞれ理解しあいながら、あまり細かいこと
こだわらずにやっていこうよ、というメッセージ。
マレーシアも他民族、多言語国家だからこそのメッセージかな。


今回の作品、ピートの音楽はここで試聴することができます↓
http://www.peteteo.com/weblog/?p=561