教会での式が終わり、披露宴会場のホテルに移動し、バグパイプの演奏の
出迎え受けながらスコッチテイスト満載の素敵な披露宴が終わったあとは
夜中までなんと「カラオケ大会」だった!!!
(イギリス人もカラオケやるのね!)
カラオケで皆で大いに盛り上がってる最中
「おーい!外は雪が降ってるぞー」

そして翌日の朝は・・・・



誰だよ〜〜〜「スコットランドの雪は積もらない」だなんて言ってたのは(ーー;)
ちなみにこんな積雪も「Unusual」だそうであります・・・。

結婚式に参列したほとんどの人間がその日(日曜日)に飛行機でそれぞれの
家に帰る予定だったので、ホテルのフロントのお姉さんがグラスゴーの空港に電話して
どうなっているのか問い合わせてくれた。
大雪で空港も一時閉鎖。雪かきできる人員が空港までたどり着けないのとのこと。
「え〜い!!この際だから雪遊びしちゃおう!!どうがんばっても飛行機はすぐには
飛ばないんだから!!」
大らかなK子さんの一言でわたしもはじけて、雪遊びに励むことにする(笑)。
その前にと、
シンガポール航空に電話して確認しておかなくては。
わたしはこの日はロンドンまで国内線で飛んで、それからシンガポール航空
シンガポールに行く予定だったのだから。
「大丈夫です。ヒースローに着いたらターミナル3のSQのカウンターに来て下さい。
すぐに新しい予約をアレンジしますので(^_^)」

やった〜 SQにしといてよかったっす(ToT)


次は部屋からシンガポーリアンへ国際電話。
「ごめん、大雪で当初の予定で飛行機乗れなくなりそう。またグラスゴーかヒースロー
に着いたら電話するからね」


ここのホテル代は新婦が払ってくれたのだけど、国際電話したので、ホテルのフロント
のおじさんに
「I'd like to check out」と言ったら
「Sorry ? what did you say ?」
「I said I'd like to check out, I have to pay the international telephone bill」
「Oh~~~ チェック”オウト”ね、君、発音が違うよ」
「(ーー;)チェックオウト??チェックアウトじゃなくて???」
「YES, チェックオ〜ウト!!」
ま、いいや。グラスゴーではOUTはオウトと発音するらしい(^_^;)

「で、おじさん、国際電話料金はいくらなのよ?」
「君は香港に電話したの?」
「違う〜〜〜しんがぽ〜〜」
「そっか、、、いくらかかったと思う???」
(おじさん、なぞなぞしてる場合じゃないど(^_^;))「え〜I have no idea....」
「Never mind, just forget about it !」
「はぁ???」
「君はなにかね、日本から来たのかね?友達の結婚式のために。
こんな雪になってしまって大変だけど。いいよ、電話代なんか払わなくて大丈夫」

(ToT)

おじさん、いい人だ(涙)
ホテルで国際電話料金払わなくていいって言われたの初めて(当たり前だけど)


大雪は大変だったけど、おかげで新婦とK子さんとゆっくりと話ができたし
雪遊びもできた(^_^;) それがなかったら、結構せわしなくて、新婦となかなか
話ができなかったと思う。それどころかこれが結婚式の前日や当日じゃなくて
本当によかったと思う。神様、ありがとう(^_^)


昼近くになって、除雪車がホテルまでやってきて、付近の大通りも綺麗に雪を
どけて行ってくれた。K子さんが「雪もやんだし、路面が凍結する前に車を
出しますか?」という一言で、グラスゴー空港まで向かう。


空港は騒然としていたけど、「出発時間はまだ決められていませんが」と言われ
ながらも、なんとか搭乗券をもらえて、ここでK子さんとお別れ。
不安げだった新婦の家族もロンドンに戻るので、一緒のフライトにしてもらった。
途中ロンドンのJから、それとシンガポーリアンも心配して、わたしのUK携帯
まで電話してくれた。



BMIの機体にもこんもりと雪が積もってる。
4時間くらい待ったけど午後7時頃、ようやく離陸。
8時半にヒースロー着。ここで新婦ファミリーとお別れして、
ターミナル3まで走った!走った!
本来は午後6時半の便だったのだけど、SQは幸い午後10時の便もあって
それに無事間に合うことができた。UK携帯はすでにプリペイドの残高が無くなって
しまっていたのでシンガポーリアンに電話できず、結局めっちゃ高い機内からの
電話(1分500円くらいするのだ)を使って、現地時間早朝の哥をたたき起こし(^_^;)
シンガポールに午後6時半に着くからね〜」と連絡を入れることができた。
SQの機内はさほど混んでいないということだったので、3人席を1人で独占できる
ようにリクエストして、ラッキーなことにゲットできたので、シンガポールまで爆睡。

やれやれ・・・